複数の不貞相手にそれぞれ慰謝料を請求した事例

 

依頼者の属性

40代男性

別居の有無

同居中

主な争点

慰謝料

弁護士の関与

裁判外の交渉

公正証書作成

解決結果

慰謝料計70万円

解決までの期間

7か月

解決のポイント

・依頼者は、妻が不貞を繰り返したため、不貞相手2名それぞれから慰謝料を請求したいと考え相談に来られました。

・不貞相手2名に対して、慰謝料請求を行いました。
・相手方はそれぞれ弁護士に依頼したため、弁護士との交渉になりました。求償権の放棄などを考慮し、慰謝料額について合意しました。
・不貞相手1名については、既婚者であったため、依頼人夫婦、不貞相手夫婦の4者での合意となりました。

・慰謝料額は、不貞期間、離婚の有無等によって異なります。離婚をしない場合には、後の金銭のやり取りを防ぐために求償権を放棄させるのが望ましいです。
・双方が既婚者の場合の不貞行為は、依頼人の配偶者も慰謝料請求される立場となります。離婚しない場合には、4者での合意で一挙に解決するのが望ましいです。
・本件では、金額だけでなく、求償権の放棄や4者合意など、紛争の一回的解決の面で良い結果となりました。